2022年11月21日月曜日

パフォーマンス後、さぁ報告展の準備です。

Washington, D.C. ナショナルギャラリーでのパフォーマンス、無事終わりました。

9月15日朝7時にギャラリースタッフさんやカメラマンと待ち合わせ、厳しいセキュリティと地下の大きなエレベーターを経て開館前の展示室へ。ピリリとした緊張もありましたが身体のコンディションがとにかく絶好調!あんなに早起きしたのに。

 Facebookの方へ少し投稿していましたが、報告は展覧会で!

2023年1月17日(火)〜28日(土)  12:00-19:00 

「立ちたさ_」展 2023   立ちたさ Barnett Newman と 対 峙  in Washington, D. C.

立ちたさ × The Stations of The Cross, Be II

ギャラリー:人形町ヴィジョンズ 日曜休み 入場無料

映像上映をメインに写真や資料の展示をします。

美術館とBarnett Newman Foundationへ報告と著作権使用の許諾のために、映像をまとめ、書類もたんまり作り提出。(ここまででも骨の折れる大変な作業!) 無事許諾のクレジットをいただきました。

あの展示室をまるごと持ってきたみたいに空間を体感していただけるよう、できるだけ大きく映像を映すべく調整しています。美術館資料室で見せていただいた資料も一部ピックアップし、まとめます。

どうぞ、お楽しみに☆

© 2022 Barnett Newman Foundation / ARS, NY / JASPAR, Tokyo E4980

2022年9月9日金曜日

いよいよ来週!9月12日に渡米します。

あとはパッケージのみ!というところまで準備はほぼできました。

コスチュームの調整、保険、スマホ撮影など、最終確認を残すのみ。

National Gallery へ行ったら図書館にも行って調べものをする予定ですと

スタッフEmilyさんに伝えると、”学芸室にもぜひ来て!”とのメッセージ。

Lucky !!!!  Barnett Newmanの資料を見せていただけそうです。

Newmanシリーズ前の2回、アムステルダムとバーゼルの時もそうでしたが、

美術館、図書館の人たちって、アーティストや勉強したい!という人に対してとても親切で協力的ですね。日本でも全く無名のわたくしに対してですら。。

いつも泣けます。

がんばらなくては!

それから、

今回の渡米や報告展の開催のための資金集めをしています。

マスクチェーンのお店をオープンして販売したり支援金を募ったりしています。

これまでチェーンをお買い上げ、お選別や寄付、送金をくださった方々、本当にありがとうございます。

引き続きよろしくお願いします。以下、お知らせです。

□ □ □  □ □ □   □ □ □

1、マスクチェーン, マスクホルダーを購入
  得意な手作業を活かしてマスクチェーンのショップをOpenしました。
  全て伊宝田自身が手作りしています!こちらよりご購入いただけます↓↓

2、支援金を送る
  展覧会リーフレットと掲示物にお名前を掲載させていただきます。
  送金方法はこちらまでご連絡をください → takako_p@d3.dion.ne.jp



 


2022年8月21日日曜日

9月に決行!ワシントンD.C.に行ってまいります。

決めました!

滞在スケジュールを決め、フライトチケットも取りました。細かい手続きもがんばっています。

今回、記録は3台のスマートフォン、スチールは美術館から紹介された現地のカメラマンさんにお願いしました。

コスチューム作りも進んでいます。undailygate 金田さんとやり取りを重ねてきました。色にこだわっています。そして何やらワシントンD.C.っぽい感じ!?ジャクリーン ケネディ?!楽しみです。

報告展も前回と同じ人形町Visionsで予定しています。そして、2023年にはワシントンD.C.で「立ちたさ_」展ができるかもしれません!

ようやく見えてきた2022-23の概要は以下です。(ここまで決まるのも大変でした^^;)詳細は追って投稿します。

それにしても今、ワシントンD.C.ってどんな感じなのだろうか、、、

パフォーマンス本番前の数日は美術館とその周辺に身を置いてしっかり体に染み込ませようと思っています。ドキドキ。

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      9月 2022年 National Gallery of Art  東館〈Washington D.C.

パフォーマンスとその記録 開館前の時間帯 

      1月17 - 28 2023年 立ちたさ展2023 in東京 〈Tokyo

       作品::立ちたさ vs The Station of the Cross, Be II in Washington D.C.

Gallery: 人形町visions 東京都中央区日本橋堀留町2-2-9 https://visions.jp 

     2023年 立ちたさ展2023 inワシントンDC Washington D.C.     

      作品:対峙シリーズ過去2作品 

- 立ちたさvs Cathedra in Amsterdam (2015)

- 立ちたさvs Day Before One / White Fire IV in Basel2018)初公開

Gallery: TransformerNGAが紹介してくれたDC市内のギャラリー)

    1404 P Street, NW, Washington, DC 20005  transformerdc.org







2022年4月13日水曜日

スケッチ(Eng ) : 十字架の道行という空間に立つということ



渡航日程調整中にも思索は続いていまして、、ネタバレ?

お恥ずかしくはありますが、スケッチの一部をこのブログにあげてみようと思います。

これまでこのように少し頭の中でまとまるとNational GalleryのCooper氏に送っています。Barnett Newmanを知らない方には何が何やらわからないかと思いますが、私の頭の中のことと覚悟です。日付を見ると、、これは2000年春のスケッチです。

あの展示室の真ん中に立つということはこういう事になるのではないか、、

1枚目の前半はNewmanの言葉です。




2022年3月25日金曜日

National Gallery of Art とのやりとりについて

「立ちたさ」Barnett Newmanと対峙についてナショナルギャラリー、Modern and Contemporary Art 課とやりとりが始まったのは2019年。Head のキュレーターC氏はすぐに興味を持ってくださりポジティヴなお返事をくださいました。

さすがに国立美術館だから??か、美術館の中枢部には弁護士チームがあり、そこからの許可が必要とのことで、アシスタントキュレーターのEさんが掛け合ってくださり2020年の1月に正式な許可がおりました。

その後、パフォーマンスの内容についてや考察していることについてはHeadのC氏、実務的なことはアシスタントキュレーターさんにと、やりとりが続いています。C氏にスケッチを送ると”あなたの考えていることはいつも何でも全て面白いよ”と返してくださいます。実務的なことでも”わからないことがあったら何でも聞いてね!”と大変協力的でありがたいです。

いつぞや国際交流基金にサポートのことで相談した時には「海外の公の美術館と掛け合おうとすると、自国の同等の美術館を通してきてください、と言われる可能性もありますよ。」と言われました。ふーむ、そういうものか、、過去2度のパフォーマンス、AmsterdamでもBaselでもそれは言われなかったなぁ、、そして今回も。

パフォーマンス実施の日は、当初はNewman没後50年の2020年の命日7月4日、そこから10月、来年、春?秋?2022年、、、とずっと延期が続いております。許可証を書いてくださっているC氏は”全部コロナのせいだっ!”と何どもメールでおっしゃいます。^ ^ ;

本当に仕方がない、、

そのうちEさんが昨年9月から長期休暇に入られ(6月’22まで)代わりに今はKさんが動いてくださっています。ずいぶん長い休暇でわたくしが渡米してもEさんには会えないのか、、と残念に思っていたけれど、それがまた、'22年夏以降に延期になったことで復帰したEさんに会えちゃう! 嬉しい♪

それにしても、わたくしの周りではリフレッシュ休暇というのは聞いたことがあるけれど、それは2週間くらいじゃなかったかなぁ、、アメリカでは数年に1度、半年以上もの長〜い休暇を取ることは珍しくないそうですね、すごーい!

そしてそして、ここ日本国内ですら全く無名のアーティストである自分のことを尊重し、向き合ってくれる、アメリカってやはりすごい!





2022年3月17日木曜日

7月中旬以降に延期。

 3月に入ってからNational Gallery of Artより連絡が入りました。アシスタントキュレーターのKatieさんからです。

わたくしのパフォーマンス会場となる東館のガラス天井改装工事がまだ終わらず、入れるのが7月10日以降になるとのことでした。

Harry Cooperさんも以前から”コロナの影響でディスタンスをとったり気をつけながらの工事でなかなか進まない、、”とメールの中で心配していました。

っというわけで、5月の渡米はなくなり、夏以降に延期になりました。

そして、もう一つ、少し残念なのが、

パフォーマンスは閉館時間中に行うことになりました。

今回は記録にカメラを3台使用したい為、その三脚3台を使用する許可申請をお願いしていました。そのせいもあるかもしれません。三脚使用は許可されました。

一般の来場者さん達に見ていただけないのは残念ですが、1番の目的はわたくしが「立ちたさ」の行為をもってNewmanと向き合うことです。記録もしっかりとってまいりますので、どうか報告の展覧会を楽しみにしていてください。