20024年12月7日にパフォーマンス「炎と立つ/キャンドル」を開催しました。
場所は東京の東銀座にあります
FEELSEENというショップのギャラリースペースでした。私のアクティングスペースをとると、見に来ていただける人数は20名ほど、という環境でしたので、広くはお知らせができず、一度ライヴで見てみたい!と言ってくださっていた方々をメインにお声がけをしていました。
「炎と立つ」はずっとやってみたいと思っていて、イメージとしてはキャンプファイヤーくらいの大きな炎との対峙でしたが、今回は室内でしたので、小さな炎、キャンドルを4つ使いました。横幅は2m、奥行きは自分の肩幅の寸法としました。当初は2m角の正方形を作るようにキャンドルを置く予定でしたが、最近なぜだか絵画への想いが大変熱く恋しくなってきており、(Barnett Newman と対峙シリーズのせいかな?)奥行きをぐっと狭くして炎に囲まれる空間をより平面的にしました。絵画空間に1本の線が立ち上がっていくように、、?
火ってなんで上へ上へ上がっていこうとするのかな?燃え上がる、っていうけど、燃え下がる、というのは聞いたことがない。蝋燭に火をつけてそれを傾けてみても芯は一緒に傾くものの火の部分は変わらず垂直方向へ上がろうとするまま。その衝動はどこから来るのか。
何を根拠に燃え上がっているのか?炎の始まりと思われる芯の周辺を見るとそこは透明。燃料(蝋)が気体になって・・と理科の先生に聞けば教えてくれると思うけど、見た目としてはとても不思議。私は足の裏でしっかりと、固く動かない床や地面を踏んで直立を試みているのに。
そして、その姿が見えなくなる先端が一番熱い!?! なんてカッコいい!!
これらが炎と立ちたいと思った理由です。
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4隅に4本の垂直線が揺らぎながら立つ |