「立ちたさ」Barnett Newmanと対峙についてナショナルギャラリー、Modern and Contemporary Art 課とやりとりが始まったのは2019年。Head のキュレーターC氏はすぐに興味を持ってくださりポジティヴなお返事をくださいました。
さすがに国立美術館だから??か、美術館の中枢部には弁護士チームがあり、そこからの許可が必要とのことで、アシスタントキュレーターのEさんが掛け合ってくださり2020年の1月に正式な許可がおりました。
その後、パフォーマンスの内容についてや考察していることについてはHeadのC氏、実務的なことはアシスタントキュレーターさんにと、やりとりが続いています。C氏にスケッチを送ると”あなたの考えていることはいつも何でも全て面白いよ”と返してくださいます。実務的なことでも”わからないことがあったら何でも聞いてね!”と大変協力的でありがたいです。
いつぞや国際交流基金にサポートのことで相談した時には「海外の公の美術館と掛け合おうとすると、自国の同等の美術館を通してきてください、と言われる可能性もありますよ。」と言われました。ふーむ、そういうものか、、過去2度のパフォーマンス、AmsterdamでもBaselでもそれは言われなかったなぁ、、そして今回も。
パフォーマンス実施の日は、当初はNewman没後50年の2020年の命日7月4日、そこから10月、来年、春?秋?2022年、、、とずっと延期が続いております。許可証を書いてくださっているC氏は”全部コロナのせいだっ!”と何どもメールでおっしゃいます。^ ^ ;
本当に仕方がない、、
そのうちEさんが昨年9月から長期休暇に入られ(6月’22まで)代わりに今はKさんが動いてくださっています。ずいぶん長い休暇でわたくしが渡米してもEさんには会えないのか、、と残念に思っていたけれど、それがまた、'22年夏以降に延期になったことで復帰したEさんに会えちゃう! 嬉しい♪
それにしても、わたくしの周りではリフレッシュ休暇というのは聞いたことがあるけれど、それは2週間くらいじゃなかったかなぁ、、アメリカでは数年に1度、半年以上もの長〜い休暇を取ることは珍しくないそうですね、すごーい!
そしてそして、ここ日本国内ですら全く無名のアーティストである自分のことを尊重し、向き合ってくれる、アメリカってやはりすごい!