Barnett Newman と対峙するシリーズ、美術館へはどのようにオファーしているのですか?
伊宝田 隆 子(いほだたかこ) の ブログ
「立ちたさ_」の活動や周辺のモロモロをご紹介するブログです。 The performance, Ta chi ta sa_ means “the urge to stand up,” the basic concept of which is “Why does a human body apt to be Vertical like a line? “ I named it Ta chi ta sa_ that the act of carefully tracing my urge to come to a standing position from a lying position, and performed and recorded this act in various environments including nature.
2024年8月28日水曜日
美術館へのオファー
2023年5月22日月曜日
土方巽 VS 中西夏之 みたいに?
2023年5月19日金曜日
画家・ 中西夏之の水平に立つ
「これに寄付したから何かやったら?」竹田賢一さんからお声をかけていただきました。2021年頃だったか?
山梨県の大月市にある故・中西夏之さんのアトリエを土方巽・中西夏之メモリアル猿橋倉庫として保存、活用しようとクラウドファンディングが行われていたようです。知らなかった・・・
竹田さんはそれにご寄付をされ1回ここで公演をできる権利を得ていたようでした。
!?!?えっ!!何をやろうかしら、、、(嬉!)
https://motion-gallery.net/projects/butoh-soko/updates
https://saruhashi-soko.com
このブログで2012年に投稿していましたが、中西さんはわたくしがBarnett Newmanと並ぶ大変影響を受けた画家です。1995年に「着陸と着水」というインスタレーション(神奈川県立近代美術館)を見に行き、中西さんと舞踏とのかかわりを知ったことをきっかけに、わたくしのアートワークは絵画を尊敬しながら身体を使う活動になっていきました。
もう学生ではなかったその時期、母校の図書館、東京都現代美術館の図書室などで中西さんに関する資料を集めまくりました。購入できるものは取り寄せ、できないものはコピーをし、展覧会カタログにあった気になる文章はノートを取りながら自分なりに噛み砕いて理解しようとしていました。(古いものでは1960年代の個展やグループ展のもの)
ご本人との交流もあり、展覧会がある時は必ずDMとオープニングレセプションの招待状を送ってくださいました。展覧会会場で、人形町のカフェで、お電話で、お話は何度もしましたが、詳しくはまだあまり人には話たくない感じです。お話に難解さを感じたことはありません。
「あなたは身体を使ってやっていてすごいですね」と言われました。
「立ちたさ」公開!実験パフォーマンス
タイトル:画家 中西夏之の水平に立つ
日時:2023年5月27日(土)
会場:土方巽・中西夏之メモリアル猿橋倉庫 〒409-0622 山梨県大月市七保町下和田673-1
入場料:カンパ 1000円~ パフォーマンスは約1時間 *舞踏公演ではありません。
行為・立ちたさ/ 伊宝田隆子
ロックバランシング石花/ 石花ちとく 石花とかん
音楽/ 竹田賢一
パフォーマンス/ 兼盛雅幸
2022年11月21日月曜日
パフォーマンス後、さぁ報告展の準備です。
Washington, D.C. ナショナルギャラリーでのパフォーマンス、無事終わりました。
9月15日朝7時にギャラリースタッフさんやカメラマンと待ち合わせ、厳しいセキュリティと地下の大きなエレベーターを経て開館前の展示室へ。ピリリとした緊張もありましたが身体のコンディションがとにかく絶好調!あんなに早起きしたのに。
Facebookの方へ少し投稿していましたが、報告は展覧会で!
2023年1月17日(火)〜28日(土) 12:00-19:00
「立ちたさ_」展 2023 立ちたさ Barnett Newman と 対 峙 in Washington, D. C.
立ちたさ × The Stations of The Cross, Be II
ギャラリー:人形町ヴィジョンズ 日曜休み 入場無料
映像上映をメインに写真や資料の展示をします。
美術館とBarnett Newman Foundationへ報告と著作権使用の許諾のために、映像をまとめ、書類もたんまり作り提出。(ここまででも骨の折れる大変な作業!) 無事許諾のクレジットをいただきました。
あの展示室をまるごと持ってきたみたいに空間を体感していただけるよう、できるだけ大きく映像を映すべく調整しています。美術館資料室で見せていただいた資料も一部ピックアップし、まとめます。
どうぞ、お楽しみに☆
2022年9月9日金曜日
いよいよ来週!9月12日に渡米します。
あとはパッケージのみ!というところまで準備はほぼできました。
コスチュームの調整、保険、スマホ撮影など、最終確認を残すのみ。
National Gallery へ行ったら図書館にも行って調べものをする予定ですと
スタッフEmilyさんに伝えると、”学芸室にもぜひ来て!”とのメッセージ。
Lucky !!!! Barnett Newmanの資料を見せていただけそうです。
Newmanシリーズ前の2回、アムステルダムとバーゼルの時もそうでしたが、
美術館、図書館の人たちって、アーティストや勉強したい!という人に対してとても親切で協力的ですね。日本でも全く無名のわたくしに対してですら。。
いつも泣けます。
がんばらなくては!
それから、
今回の渡米や報告展の開催のための資金集めをしています。
マスクチェーンのお店をオープンして販売したり支援金を募ったりしています。
これまでチェーンをお買い上げ、お選別や寄付、送金をくださった方々、本当にありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。以下、お知らせです。
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2022年8月21日日曜日
9月に決行!ワシントンD.C.に行ってまいります。
決めました!
滞在スケジュールを決め、フライトチケットも取りました。細かい手続きもがんばっています。
今回、記録は3台のスマートフォン、スチールは美術館から紹介された現地のカメラマンさんにお願いしました。
コスチューム作りも進んでいます。undailygate 金田さんとやり取りを重ねてきました。色にこだわっています。そして何やらワシントンD.C.っぽい感じ!?ジャクリーン ケネディ?!楽しみです。
報告展も前回と同じ人形町Visionsで予定しています。そして、2023年にはワシントンD.C.で「立ちたさ_」展ができるかもしれません!
ようやく見えてきた2022-23の概要は以下です。(ここまで決まるのも大変でした^^;)詳細は追って投稿します。
それにしても今、ワシントンD.C.ってどんな感じなのだろうか、、、
パフォーマンス本番前の数日は美術館とその周辺に身を置いてしっかり体に染み込ませようと思っています。ドキドキ。
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① 9月 2022年 National Gallery of Art 東館〈Washington D.C.〉
パフォーマンスとその記録 開館前の時間帯
② 1月17日 - 28日 2023年 立ちたさ展2023 in東京 〈Tokyo〉
作品::立ちたさ vs The Station of the Cross, Be II in Washington D.C.
Gallery: 人形町visions 東京都中央区日本橋堀留町2-2-9 https://visions.jp
③ 2023年 立ちたさ展2023 inワシントンDC 〈Washington D.C.〉
作品:対峙シリーズ過去2作品
- 立ちたさvs Cathedra in Amsterdam (2015)
- 立ちたさvs Day Before One / White Fire IV in Basel(2018)初公開
Gallery: Transformer(NGAが紹介してくれたDC市内のギャラリー)
1404 P Street, NW, Washington, DC 20005 transformerdc.org
2022年4月13日水曜日
スケッチ(Eng ) : 十字架の道行という空間に立つということ
お恥ずかしくはありますが、スケッチの一部をこのブログにあげてみようと思います。
これまでこのように少し頭の中でまとまるとNational GalleryのCooper氏に送っています。Barnett Newmanを知らない方には何が何やらわからないかと思いますが、私の頭の中のことと覚悟です。日付を見ると、、これは2000年春のスケッチです。
あの展示室の真ん中に立つということはこういう事になるのではないか、、
1枚目の前半はNewmanの言葉です。