12月初旬、オランダ、アムステルダムへ行ってまいります。
市立美術館所蔵、Barnett Newmanの作品の前で立つ行為をし、記録をとってまいります。
ここ1年半くらいの間、ずっとこの準備をしていました。
美術館とNewman Foundation より許諾もいただき、ようやくご報告できます。
作品は「CATHEDRA」というブルーの大きな作品です。横の長さが5m!
2014年の展覧会&公演を終え、”次は?”とよく聞かれました。
んーー
この人!と思うようなあこがれのミュージシャンやパフォーマーの方々とは
光栄なことにもうご一緒できましたし。。
感覚やお話でやり取りをしながら作品を作り出していくということの充実感も
十分えられました。
あとは誰だろう…??
ぼんやりとアンテナははっていましたが、んーーー
そうこうするうち、そのアンテナというよりも日常に起きていた様々なことがきっかけとなり、、
国内に唯一あったNewmanの大きな作品「アンナの光」がなくなってしまったこと、
父親が亡くなったこと、
20年近く会えていなかった恩師がひょっこり展覧会を見にきてくださったこと、
海外在住の友人に久しぶりに会って話をしたこと、 などなど
その前後の感情が大きく波打つイロイロな出来事が少しずつ少しずつ作用し
むむっ? あれあれ?
自分はBarnett Newmanと向き合うためにこの活動をしてきたのではないか…?
と思えてきました。
かつて「アンナの光」の前に2時間くらい立っていたことがありますが、
今、勇気を持ってしっかりNewmanと、その作品と対峙するとしたら
この「立ちたさ_」の行為をもって以外はない。そして、自分が海外に出て行きNewmanを連れて帰ってくる!
そう強く思うようになったのです。
このブログの2015年7月5日の投稿の時にはもう心は決まっていました。
今回の記録の発表は来年初夏を予定しています。
http://www.stedelijk.nl/en